なんの前触れもなく、ぽわわわ…と頭に浮かぶことってありますよね。
人とか場所とか。
で、今までだったらそのままなんとなく忘れ去っていたんですが、
今の時代、ネットで調べられたりするので面白いですよね。
今日浮かんだのは「アベケンショー」さんという服飾デザイナーの名前です。
「ホラ、これウチの息子」
自慢そうに新聞の見開きを見せてくれたのは
私が学生時代にバイトをしていた出版社の社長さんでした。
当時は日本のデザイナーズブランドが大流行りの時代で、
若者は肩パットの入った派手な色のスーツを着ていたのです。
その中でもアベケンショーさんは
もっとヨーロッパ寄りというか、パリコレにデビューしたりして、
すごいなーという感じでした。
最近はどんななのかな、と思ってネットで調べたら、
2011年、57歳の若さで肺がんで亡くなっていました。
私がバイトをしていた会社はどうしているかなーと調べてみたら
同じ場所で以前より多くの出版物を出していました。
社長さんはどうしているかなーと調べてみたら、
去年、11月に91歳で亡くなっていました。息子さんと同じ肺がんでした。
これが昨日、ぽわわわ…と私の頭に浮かんだことを調べた結果です。 ご冥福をお祈りいたします。
今日のチラシにはいっていた、葬儀屋さんのチラシ(左)と 市の広報誌(右)に使われていたイラストレーターさんが同じ人! とってもかわいくて仕事も丁寧。フリー素材なのかなあ。